井土ヶ谷ふじい内科|内科・腎臓内科・糖尿病内科

横浜市南区の井土ヶ谷ふじい内科

糖尿病とは

受診の流れ

  • 採血結果で糖尿病を診断します。必要であれば、再検査や糖負荷試験を行い診断します。
  • 程度により、生活習慣の改善(食事や運動など)を提案します。程度によっては早期の治療を検討します。
  • 現状の合併症の評価を行います。網膜症の評価のため眼科を紹介させていただきます。
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大事なこと

  • 症状がなければ大丈夫という病気ではないこと。
  • できる範囲で生活習慣の改善をしましょう。何ができるか、できないか相談していきましょう。
  • ほうっておかないようにしてください。
糖尿病は、血糖値(血液の中のブドウ糖の濃度)が高くなる病気です。結果、尿に糖がまじるため糖尿病と名づけられました。糖尿病でも血糖値が正常な時間もあり、その時の尿には糖分は排出されません。よって尿糖の検査が大丈夫でも糖尿病は否定できません。後述するHbA1cなどの測定値や血糖値の状況などで診断します。

*腎性糖尿といって、尿を作る過程でブドウ糖を体に戻せない結果尿に出てしまうだけの病気もあります。この場合は尿にブドウ糖が出てきますが、血糖値に異常がないので、それのみであれば問題はありません。
*一般的には血糖値が160mg/dlを超えてくると尿糖が陽性になります。

血糖が高いことがなぜ問題なのか?

血糖が高いことで毛細血管~太い血管まで痛めてしまうからです。

細い血管を痛めることで、神経、眼、腎臓を壊してしまいます。進行すると末梢神経障害(手足のしびれ、痛みなど)、自律神経障害(尿の排泄障害、慢性下痢・便秘、急な血圧低下など)、網膜症(眼底出血、緑内障、失明など)、腎臓の働きが低下して透析や移植が必要になることがあります。 

もう少し太めの血管も痛めることで、心筋梗塞、脳梗塞、全身の動脈硬化、腎臓の働き低下などに至ることがあります。
細い血管と太い血管を痛めることで、足の血流が悪くなり、最悪の場合切断に至ることがあります。
さらに、ばい菌や異物と戦う免疫というシステムの異常もきたします。結果、肺炎などの感染症にかかりやすくなったり、悪性腫瘍も増えるとされます。糖尿病の管理をしっかり行えれば、その可能性を下げることができます。重症の糖尿病の方は重症の感染症を併発することも多く、治療が難しくなります。

糖尿病の検査

血糖・・・血液中のブドウ糖濃度  正常値 空腹時 110mg/dl以下 

HbA1c(ヘモグロビンエイワンシー)・・・過去1-2か月の血糖コントロールの指標、正常値 4.6-6.2%
グリコアルブミン(GA)・・・過去2週間の血糖コントロールの指標、正常値 11-16%
1.5AG・・・過去数日間の食後血糖の指標、正常値 14μg/ml以上
糖負荷試験・・・ブドウ糖のジュースを飲み、飲む前・30分後・60分後・120分後の採血
血糖値とインスリンの値を見て、糖尿病であるかとインスリン分泌の程度を評価します。

糖尿病の診断基準

糖尿病の診断:血糖値とHbA1cが糖尿病型の場合、血糖を含めて2回以上糖尿病型の場合

*糖尿病型・・・空腹時血糖 126mg/dl以上、随時血糖(いつでも) 200mg/dl以上、HbA1c 6.5%以上
*糖尿病性網膜症や明らかな症状がある場合も診断します。

 症状は、血糖 200-400mg/dlぐらいでは全く自覚されない方が多いです。それでも合併症は確実に進行していきます。さらに血糖が高くなると、倦怠感、尿量増加(尿中のブドウ糖が増えることで尿量が増えます)、口渇感(尿量が増えてのどが渇きます)、下痢などの胃腸炎症状などを認めます。さらに高度であれば意識障害をきたし命にかかわることもあります。

 ではなぜ糖尿病になるのでしょうか。食事を食べたときに、主に炭水化物(米やパン、麺など)を分解して糖分として腸で吸収します。その糖分を肝臓にためたり、筋肉や全身の細胞に取り込んでエネルギーの材料とします。この取り込みを行うためにインスリンというホルモンが必要です。インスリンは膵臓という臓器で分泌されます。
 そのため、インスリンが足りなかったり、インスリンが作用しないと血糖値が上がり糖尿病になります。
 主に二つのタイプがあります。 糖尿病の分類のページに記載します。
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