井土ヶ谷ふじい内科|内科・腎臓内科・糖尿病内科

横浜市南区の井土ヶ谷ふじい内科

甲状腺機能低下症

甲状腺機能低下症の疑いで受診された場合の流れ

  • お話を聞き、疑いがあるかの判断と触診にて甲状腺腫大の有無を確認します
  • 甲状腺ホルモン(フリーT3、フリーT4)と甲状腺刺激ホルモン(TSH)の採血検査します
  • 甲状腺機能低下症の診断に至った場合、原因検索とホルモン補充治療を検討します
井土ヶ谷ふじい内科

大事なこと

疲れやすい、足がむくむ、元気が出ないなど思い当たる症状があれば検査をしてみましょう

甲状腺とは

  甲状腺は、首の前側にある数cmの小さな臓器です。主に甲状腺ホルモンという物質を作って、血液の中に分泌し全身の臓器に作用します。甲状腺ホルモンは、主に体の活動性を上げる、元気を出す効果があります。そのため、甲状腺ホルモンが少ない状態、甲状腺の機能が低下した状態では、体の活動性が落ち、元気がなくなる症状が出ます。

 甲状腺の機能が低下する原因としては、ばい菌や異物と戦う免疫というシステムの異常で、まちがえて甲状腺を壊してしまう橋本病という病気が有名です。それとは別に、原因不明ですが腎臓の働きが悪い方に合併しやすかったり、お薬の副作用で発症することもあります。

症状

  症状としては、活動性が落ちることに起因します。むくみ、貧血、だるさ、血圧低下、脱毛などがあります。わかりにくいところでは、高齢の患者さんの場合、認知症のような症状を認めたり、うつ病のような症状を認めることがあります。また、腎臓の働きが悪い方や透析をされている患者さんでは、胸水(胸の中の肺の外側の水)がたまる以外の症状がはっきりしないこともあります。他に病気があるとその症状だと思ったり、また徐々に進行することも多いため、発見・診断しにくいことがあります。

診断

  診断としては、甲状腺の分泌する二つのホルモン(フリーT3とフリーT4)と脳の下垂体が分泌する甲状腺を制御する甲状腺刺激ホルモン(TSH)の3個を測定します。 その結果によって診断します。診断した場合は、その原因検索として検査を追加しますが、特殊なものでなければホルモン補充治療を開始していきます。

治療

  治療としては、甲状腺の産生できなくなったホルモンを補充することです。ホルモンの採血検査を繰り返しながら、投与量の調整をしていきます。治療の安定により、いろいろな症状の改善が期待できます。
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