認知症の自費検査
認知症関連の自費検査(保険適応外)
*それぞれの内容は下記に記載しますので参照してください。
検査内容
①軽度認知障害(MCI:Mild Cognitive Impairment)スクリーニング検査プラス
軽度認知障害(MCI)は、健常者と認知症の中間の段階で認知症予備軍と考えられます。約5年で50%の方が認知症に進行すると言われています。軽度認知障害の段階で、よく人と話す、趣味を楽しむなどで脳を活性化することや糖尿病・高血圧・高コレステロール血症などの生活習慣病の予防・治療、適切な運動などをすることで、認知症の発症を防ぐことや遅らせることができます。
この検査では、認知症の中でもアルツハイマー型認知症の原因となるアミロイドベータペプチドを排除する3つのたんぱく質と血管の健康状態を保つためのたんぱく質の量を調べます。これらのたんぱく質の機能の低下で、結果的に認知機能低下につながると考えられています。
②APOE遺伝子検査
アミロイドベータペプチドの脳への蓄積が、アルツハイマー型認知症に関係するとされています。アミロイドベータペプチドへの防御作用の強さがAPOE遺伝子の3つのタイプで異なります。
このAPOE遺伝子検査では、APOE遺伝子型を調べることで認知症を発症するリスクを測定します。